やりたいことがない。
自分が何をやりたいのかわからない。
そんな悩みに答えてくれる本をご紹介します。
堀江貴文さんは、著書『ゼロ』の中で、
やりたいことがないのではなく、最初から「できっこない」と諦めているのだ、
とおっしゃっています。
やってもいないうちから「できっこない」と決めつけて、
自分の可能性にフタをして、物事を悲観的に考える。
自分の周りに「できっこない」の塀を築き、周囲の景色を見えなくさせる。
だから、次第に「やりたいこと」まで浮かんでこなくなるのだ。
欲望のサイズがどんどん小さくなっていくのである。
逆にいうと、「できっこない」という心のフタさえ外してしまえば、
「やりたいこと」なんて湯水のようにあふれ出てくるのだ。
注意しよう。
仕事でも勉強でも、あるいは恋愛であっても、
人は「できない理由」から先に考えると、どんどんネガティブになっていく。
自分がいかにダメな人間なのか。
そんなことばかりが頭をよぎり、負の自己暗示を強くしていく。
「だから僕には何もできない」のだと。
真面目な話、ネガティブに「できない理由」を考えて好転する物事など、ひとつもない。
突き抜けられる人と、そうでない人の違いは、次の一点に尽きる。
物事を「できない理由」から考えるのか、それとも「できる理由」から考えるのか。
それだけだ。
突き抜けられるかどうかは能力の差ではなく、意識の差なのである。
もしあなたが「やりたいことが見つからない」と悩んでいるなら、
まずは「できっこない」という心のフタを外していこう。
何事も「できる!」という前提に立って、そこから「できる理由」を考えていくのだ。
「できない理由」を手放して、「できる理由」を考えていきましょう。
そして、やりたいことをやりましょう。