夢や目標を掲げて努力しているときに、理想と現実とのギャップに悩むことがあります。
「こういう風になりたい。」
「あの人みたいになりたい。」
と、前向きに努力できるときはいいのですが、
今の自分の状況との差に、打ちのめされそうになるときがあります。
そんな時に、つい自分にダメ出しをしたり、否定したりしてしまいがちです。
そうすると、自己肯定感が下がり、自信を無くし、
夢や目標を達成するエネルギーが低下してしまいます。
また、そのことによって、とても心が苦しくなり、辛い人生になってしまいます。
ですから、夢や目標に向かって努力しているときは、
『これまで自分が出来たこと』や『良かった点』に目を向けて、
それを肯定していくことが大切です。
『自分が努力したこと』や、『前進したこと』『成長したこと』などを、
「よく頑張った。」「ここまで出来た。」というように、自分で自分を認めましょう。
その後で、理想と現実の差がどんなことが原因なのかを見て、改善していきます。
そのときに『人のせい』や『環境のせい』にすると、
何も学ぶことが出来ず、成長することができません。
人や環境のせいにしているときは、
自分自身を変えようとか、成長しようという方向へ進むことが出来ません。
自分を否定するのではなく、自分を責めるのでもなく、
客観的に今の状況になっている自分の『考え方』や『行動』を振り返ってみましょう。
自分自身が影響を与えられる自分の『考え方』や『行動』を改善していくことで、
夢や目標に一歩ずつでも近づいていくことができます。