堀江貴文さんは、著書『ゼロ』の中で、チャンスについて以下のように述べています。
桃太郎の鬼退治の物語は、川で洗濯をしていたお婆さんが、大きな桃に飛びつくところから始まります。
チャンスは、あらゆる人の前に流れてくる。
大きな桃じゃないかもしれない。
葉っぱ一枚のこともあるだろう。
それでも、「目の前に流れてきたチャンスに躊躇なく飛びつくことができるか」が大切だ
とおっしゃっています。
また、「チャンスに飛びつく力」のことを、「人としてのノリのよさ」だとおっしゃっています。
「ノリのよさ」とは、フットワークの軽さ、好奇心の強さ、リスクを承知で飛び込んでいける小さな勇気。
それらを総称したものだそうです。
チャンスの見極め方がわからない?
桃と葉っぱの見分けがつかない?
その発想がすでに「ノリの悪さ」を表している。
チャンスを見極める目なんて、必要ないのだ。
少しでも面白いと思ったら、躊躇せずに飛び込む。
そうしないと、せっかくやってきたチャンスは流れる桃のように過ぎ去ってしまう。
小さな成功体験の前には、小さなチャレンジがある。
そして、小さなチャレンジとは、「ノリのよさ」から生まれる。
ノリの悪い人は、人生の波にも乗れない。
もちろん血肉となるような経験も得られず、自信にもつながっていかない。
シンプルに考えればいい。
すべては「ノリのよさ」から始まるのだ。
「ノリのよさ」を取り入れて、好奇心とフットワークで挑戦していきましょう。