部屋を片づけたい。だけど、なかなかモノを捨てられない。
まだ使えそうだし。 また使うかもしれないし・・・。
モノを捨てるとき、いろんな想いがでてきます。
思い入れがあるモノを処分するときは、胸が痛いですよね。
「あ～、これ買ったけど、あまり使わなかったな・・・。」
という時は、悲しいような残念な気持ちになります。
お金を捨てているような気持ちにすらなります。
ですから、モノを処分するのは、なかなか大変です。
しかしながら、全てのモノをとっておくと整理整頓ができないので、手放さなければいけないモノもあります。
そこで、メンタリストDaiGoさんの著書 『人生を思い通りに操る片づけの心理法則』に書かれていた『モノが勝手に減っていく７つの質問』が、とても役に立つので、ご紹介します。
モノが勝手に減っていく７つの質問とは？
【質問①】いったん捨てたとして、買い直すか？
これは、自分にとって本当に必要なものを知るための質問です。
コレクションしたものや、増えすぎた洋服や本など、どれを手放したらいいのか選べない、というときに効果的です。
これらをいったん全部捨てたと想像してみます。
そして、「どれを買い直すか？」と自分に問いかけてみましょう。
そうすることで、『残したいもの』がわかります。
「どれを手放そうか？」と考えると選びにくいですが、「どれを買い直すか？」と問いかけると選びやすいです。
【質問②】長期旅行に持って行きたいモノか？
旅行中は、持ち物が少ないのに楽しいです。
つまり、「人間はモノが少なくても楽しめる。」と、おっしゃっています。
長期旅行に持って行きたいモノは、本当に必要なものです。
普段、必要以上のモノに囲まれて生活しているからこそ、この質問をしてみて、
「モノが少なくても楽しめる」「モノを減らしても怖くない」という感覚を感じてみましょう。
【質問③】誰かが買ってくれるとしたら売るか？
取っておくか、手放すか、迷うモノがありますよね。
そんなときに効果的なのが、この質問です。
「誰かが買ってくれるとしたら、売るだろうか？」
と自分に問いかけたときに、
「売ってもいい。」「売りたい。」と思ったら、手放すモノです。
「売りたくない」と思ったら、取っておくモノです。
【質問④】あの日に戻れたとして、やはりこれを買うか？
処分するかどうか迷うものとして、ちょっと高かったモノがありますよね。
自分が所有したものは愛着が湧くので、自分にとっては価値があります。
「あの日に戻れたとして、やはりこれを買うか？」という質問をすると、
「せっかくお金を出して買ったのだから」と手放せないモノに対する執着を手放しやくなります。
捨てるかどか迷うものは、おそらく「買わない」という答えが出ると思います。
【質問⑤】お金が無限にあったら本当にこれを買うか？
無駄なモノを買わないための質問です。
自分が本当に気に入ったモノ、本当に欲しいモノ、本当に必要なモノを見分けるために有効な質問です。
お金持ちは、値段は高くても品質がいいものを買っています。
この質問をすると、中途半端なモノを買って、モノで溢れることを防ぎます。
バーゲンセールなどで、「安いから」という理由で本当は必要ではないモノを買うことがあります。
そうすると、モノがまた増えますし、お金も減ります。
お金の無駄使いを減らして、その浮いた分で、本当に必要なモノ、欲しいモノを買いましょう。
そうすることで、お気に入りのモノに囲まれた生活ができ、幸福度が高まります。
【質問⑥】これを何回我慢すれば、欲しいものが買えるか？
「タクシー代」や「飲み会代」など、回数がかさむと結構な金額になります。
飲み会代を1回4,000円とすると、月に1回我慢するだけで、年間48,000円節約できます。
48,000円あれば、自分が『本当に欲しいモノ』や『やりたいこと』が出来ますね。
この質問をすると、中途半端なお金の使い方を減らして、自分にとっての活きたお金の使い方ができます。
【質問⑦】３年、５年、10年経っても必要か？
「長い目で見て、これは必要か？」という視点から、購入するかどうかを判断するための質問です。
「買ったけど、あまり使わなかった」という経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか。
そういうことを減らすためにも、この質問は有効です。
しかしながら、３年後、５年後、10年後を見通すのは、難しいことです。
そこで、今まで「買って良かったモノ」 「後悔したモノ」を書きだしてみましょう。
自分が『必要とするモノ』と『そうではないモノ』の傾向が見えてきます。
そうすることで、長く使えて、自分にとって必要なモノを選択しやすくなります。
まとめ
『モノが勝手に減っていく７つの質問』についてご紹介しました。
この質問を活用することで、本当に必要なモノを買い、無駄なモノや無駄な出費を減らすことができます。
また、好きなものに囲まれて暮らせる幸せを感じて、日々を過ごすことができます。
活きたお金の使い方をすることで、お金もモノも自分も大切にできます。
お気に入りの質問がありましたら、ぜひ活用してみて下さい。
