いつも意見がぶつかる、ケンカが絶えない。
そんな時は、相手を理解することを優先してみてはいかがでしょうか?
家族関係や人間関係でトラブルになったとき、信頼関係が悪化します。
日頃から信頼関係の構築ができていれば、ケンカをしてもすぐに仲直りできます。
何もなかったかのように、元の人間関係に戻ることができます。
しかしながら、信頼関係が崩れるような出来事が積み重なって大きな溝ができると、そう簡単にはいきませんよね。
どちらか一方が、または両者とも大きな傷を抱えてしまっています。
信頼関係を取り戻したいと思った時には、修復が困難な状況になっているかもしれません。
それでも信頼関係を取り戻したいなら、自分が思う正しさよりも、相手とつながることを優先した方がいいのではないかと思います。
ただし、相手が悪い人格の持ち主で、あなたを不幸におとしめる人ならば、これには該当しません。
相手とつながるということは、相手を理解しようとすることを優先するということです。
自分が言いたいことを受け入れさせようとするのではなく、相手が何に怒り、何に傷つき、何に失望したのかを知ることです。
相手をもっと深く理解しようとすることです。
そのことによって自分が傷つくかもしれません。
「どうして自分がここまでしないといけないのか?」と嘆きたくなることもあるかもしれません。
「どうしても受け入れられないんです」というときもあります。
相手の言うことを理解することと、それに同意することは別です。
相手がどうしたいと思っているのか?
何を大切にしているのか?
どういう背景があってそういう言動をとるのか?
理解することを優先するのです。
相手との信頼関係がなければ、相手は自分の考え方やアドバイスを受け入れてはくれません。
お互いに言い争って不信感でいっぱいになり、嫌いあっていたら物事はうまくいきません。
相手のことを理解しようとすることで、自分自身の考え方の幅が広がることもあります。
また、理解しようとしてくれたあなたに、相手が好意や信頼を寄せるようになるかもしれません。
そうすると、あなたの願っていることが通りやすくなります。
なぜ、あんなにいがみあっていたのだろうか?
と不思議に思うくらい関係が良くなるといいですね。
自分のことを理解してもらいたかったら、まずは相手を理解する。
人間関係の大切なコツかもしれませんね。
すぐによい結果が出るものではないので、根気よく続けることが大切だと思います。