自分の感情が動く、自分の心が喜ぶ目標は、進みやすいです。
しかしながら、やらなければいけないことだと、なかなかそういうわけにもいきませんよね。
そんなときにどうしたら少しでも自分の感情が動いて、苦痛を伴うものではなく、
充実を感じながら目標達成に向かうことができるのでしょうか?
それは、「やらなければいけないこと」を目標にしない、ということです。
その代わりに、「やらなければいけないこと」の先にあるものを目標にすることです。
「やらなければいけないこと」の先にあるものとは、
『それを叶えると、どんな自分になれるのか?』ということや、
『その先にある目標は何か?』
ということに焦点を当てることです。
「やらなければいけないこと」の少し先を考えてみます。
そして、『どんな自分になりたいのか?』『どんなことを実現したいのか?』
ということを考えることで、
『自分のなりたい姿』や、『自分が実現したいこと』が出てきます。
そのために、「やらなければいけないこと」をやることになります。
そうすることで、嫌々ながら、苦痛を感じながらではなく、
なりたい自分、実現したい未来に向かって、前向きに取り組むことができます。
心の中の感情が違うので、進みやすくなります。
苦痛に感じながらでは、感情がブレーキの役割を果たすので、どうしても行動が起こしにくいです。
しかしながら、前向きな感情が出てくることで、感情がアクセルの役割を果たすので、
能動的に行動を起こしやすいです。
どちらが目標を達成しやすいかといえば、前向きな感情で進んで行けるほうですよね。
目標を達成するには、苦しみながらチャレンジするのではなく、
目標に向かうことそのものに幸せや充実感を感じてチャレンジできるように、
自分の心が喜ぶ、抽象度を上げた目標を設定してみましょう。