目標を達成できない原因の1つとして、「目標を忘れてしまう」ということがあります。
「体力づくりのために、毎日、筋トレをしよう。」という目標を設定したものの、
毎日やることに追われて、いつの間にか筋トレをやらなくなってしまうことってありますよね。
「あー。今日もやらなかった・・・。」
と反省しているうちはいいのですが、いつの間にか筋トレをすること自体を忘れてしまいます。
これでは、体力がない自分のままになってしまいます。
目標を設定すると、最初の1週間くらいは毎日するかもしれませんが、
徐々にやる日の間隔が2~3日になり、それが4~5日になり、10日間になり、
次第にやらなくなってしまいます。
しまいには、「あれ? 今年の目標は何だったかな?」
と、今年の目標自体を忘れてしまうこともあります。
目標を達成するための能力がないのではなく、
目標自体を忘れてしまうから、目標を達成できないんですね。
目標のために行動できない自分を責め続けていくと、
目標を立てることが嫌になってしまいます。
「行動しなくちゃ。」「もっと努力しなくちゃ。」
と自分を追い込んでいくと、辛い気持ちになります。
なりたい自分になるための努力が、
「しなければいけない。」という辛い努力になってしまいます。
それでは、ブレーキの感情が働きます。
気持ちが重いときは、身体も重いですよね。
心と身体は繋がっています。
いかにアクセルの感情になれるかが、行動できるかどうかに関わっていきます。
そのためには、「やりたい。」「もっと行動したい。」
と思えるアクセルの感情が湧き出てくるような状況にすることが大切になってきます。
「どんな自分になりたいのか?」
ということを頻繁に思い出すことが、アクセルの感情が出てくるきっかけになります。
『なりたい自分を頻繁に思い出すこと。』
それが、目標達成に近づく行動の1つです。
どうしたら目標を頻繁に思い出すことができるか、考えてみましょう。