人生は選択の連続であり、選択によって結果(未来)が変わります。
無意識の力はとても強く、意識の力の3万倍あるそうです。
選択をするときに意識の力で判断しているように感じますが、
とてつもなく大きな影響力を発揮する無意識の力に引っ張られています。
「あの時あんな選択をしなければよかった。」
「あの時もう一方を選択していたら、こんな結果になっていなかったんじゃないだろうか?」
と後悔したことはありませんか?
また、「今現在どういう方向に進んだらいいのだろう?」と選択に迷っていませんか?
自分にとって重要な選択であり、影響力が大きいからこそ迷いもします。
人は何かを選択するときに、どれを選択したらいいかを判断するための基準をもっています。
その選択する基準が何かによって、選択が変わります。
例えば、「何か新しいことに挑戦しようか?」 「それともやめようか?」
と考えている人がいたとします。
今までに経験したことがないと、不安を感じます。
もしうまくいかなかったら、リスクを負わなければなりません。
そんなときに、
「私はリスクなんて負いたくない。安心・安全な道を進みたい。」
という思いが強ければ、危険を避け、安心・安全を好み、新しいことには挑戦しないという選択をします。
一方、「不安だし、リスクのことは考えるけれども現状のままでは嫌だ。新しい一歩を踏み出したい。成長したい。うまくいかなかったら、また違う方法を探せばいい。」
という強い思いがあれば、新しいことに挑戦するという選択をします。
このように、安心・安全を感じたいという気持ちを選択の基準にするのか、
成長したいという気持ちを選択の基準にするかで、選択が変わります。
自分がどんな感情を感じたいと思っているのか。
どんな感情を選択基準にしているのか。
自分を知ることが大切になってきます。
人は、自分が本当に望んでいる感情に引っ張られて、選択をしています。
ですから、望む感情の優先順位を変えることで、選択基準が変わります。
選択が変わると、行動が変わります。
行動が変われば、未来が変わります。