『仕事でいちばん大切な人を好きになる力』
ライフネット生命保険 代表取締役社長の岩瀬大輔さんが書かれた本です。
その著書の中で、人間関係に役立つ大切なことが書かれていました。
われわれはつい、人間関係を難しく考えてしまいます。
誰かのふとした視線に「嫌われてるんじゃないだろうか」と思ったり、
何気ないひと言に「怒らせてしまったんじゃないか」と悩んだり、
飲み会の帰り道に「余計なこと、しゃべり過ぎたかな」と気を揉んだり。
しかし、よく考えてみましょう。
これらはすべて「相手からどう思われているか」という相手ありきの悩みでしかありません。
自分がどう思われているかを思い悩んだところで、答えは堂々巡りするだけです。
それに対して、本書で繰り返し述べてきたのは
「相手がどう思っていようと、まずはこちらから『好き』になろう」という、
自分ありきの発想になります。
最初に自分が「好き」になり、その気持ちをきちんと相手に伝える。
感謝の気持ちを伝え、尊敬の念を伝える。
そうすれば、自然と友達は増えるし、仲間も増えていくはずだと思います。
ぜひ「人を好きになる力」を育てていきましょう。
自分のことを好きな人を嫌いになるのは難しい、ともおっしゃっていました。
まずは、「自分から人を好きになる!」
そして、「どんな人からも学べることはある」という思いで、人と接することの大切さをおっしゃっていました。