『気持ちを切りかえる力』と『生きる力』

精神科医の斉藤茂太さんは、著書「落ち込まない 悩まない 気持ちの切りかえ術」の中で、

気持ちを切りかえる力 = 生きる力 であり、前に向かう力である、とおっしゃっています。

 

落ち込むような経験をしたときに、なるべく早く「過去への執着」を絶ち、気持ちを切りかえること。

そして、そういう気持ちが、前へ進んでいく意欲をつくり出してくれる。

と述べています。

 

うつ病になる人の多くに、「過去への執着」という心理的な傾向がみられるそうです。

過ぎ去ってしまったこと、取り返しのつかないことを

「あのとき、ああしておけばよかった。なんて自分は愚かな人間なんだ。」

と、その後ずっと悔やみ続けてしまいます。

そのエネルギーが自らをむしばんでしまいます。

 

自分を幸せにするのは、気持ちを切りかえる力。

気持ちを切りかえて、これからの未来を築いていきたいですね。